
ケホッ・・・ぐしっ・・・。
んもー。シロウ過保護すぎだってば。
風邪引いてからずっと私につきっきりなんだから
自分の事何もやってないでしょ?
・・・え?
う、嬉しいにきまってるよー。

あうー。そーじゃなくてー・・・。
・・・どーしたらキリツグ消せるかなー。・・・あ。くすくす。
あうーシロウー。なんか体いたーい。
一人じゃ動けないかもー。
・・・抱っこして?

えへへ・・・。
あー、おねえちゃんだるいよー。ケホッ、ケホッ。
シロウが私のためだけにずーっとそばに居てくれたら
おねーちゃん嬉しいなー。ケホッ。
シロウ・・・ね?私だけのシロウになってよ?

え・・・?ホントにいいの?
他の誰かが辛くても私が苦しかったらその人助けちゃ駄目だよ?
ずっとずっと、私のこと見てるんだよ?
・・・屁理屈じゃないよー。私本気だよ?

ほ、ほんとにホント?
私がもう長く生きられないからって約束してる?
いたっ!デコピンしないでよー。
家族・・・だから・・・?
そっか・・・・。しょーがないなー。
おねーちゃん大人だからその線で手を打ってあげる♪
・・・えへへ・・・。そっかー・・・。よかった・・・。
すー・・・すー・・・。
ver7