家族旅行2

ドヨドヨドヨ・・・(海水浴場に着きました)

「到着ー!さーて泳ぐわよー」
「しかし日本の海はなんでこうも雑多としてるのかしらねぇ・・・
情緒の欠片も無いというか・・・」
「確かに人が多いですね。これで泳げるのですか凛」
「んー波打ち際は厳しそうだけど
すこし沖のほうならいけるんじゃない?」
「あうう・・・危ないですよ姉さん」
「あんたももう少し体を動かす練習したほうがいいわよ桜。
まあ波打ち際で遊べるようなら・・・
ってなんだか私達の周りいやに人がいなくない?;」
『姉さん!飲み物かってきやした!』(藤村組一同)
「ご苦労様っ」
「・・・・・・・。
な・・なんというか・・・・。
ま、まあありがたく恩恵に預かるとしますか!」
「あはは・・・そうですね。
さ、先輩も行きましょう!」
「い・・・いや先行っていいから。
俺はあとから行くよ」
「? どうしたのよ士郎。早く立ちなさいよ」
「?? 先輩?」
「あーーだから先に行けって!」
「・・・・。桜、凛、大河。私達だけで行きましょうか」(手を引く)
「えっ?えっ?」
「先輩?先行っちゃいますよ?」
「ははーーん・・・。ま、お姉ちゃんは慈悲深いから
あとでおいしいステーキでも食べたいなぁ」
「悪魔め・・・早く行けしっし!この強欲虎!!」
「凛ちゃん桜ちゃん士郎ったらねー」
「すいません俺が悪かったです藤ねえ様
何でも奢らせていただきますーーーーーー!」
「よろしい」
「まあ士郎も若いですから・・・。待っていますよ。ふふ。」
『????』
(恩にきるぞライダー・・・!)