海の日

「わーい、うみってたのしいねー!」
「ぷかぷかゆらゆら・・・ちょっとこわいですけど
つめたくてきもちいいですねっ」
「ふむ、まさか初めてかね」
『うんっ(はいっ)』
「そうか・・・ならば不味い焼きそばやシロップベタベタのカキ氷を味あわせてやろう」
「・・・そんなものたべたくなーい!あーちゃーがつくってー!」
「わ、わたしもせっかくいっしょにあそびにこれたんですから
おいしいものたべたいですー」
「わかっていないな・・・。旅先には旅先の
ルールや情緒というものがあるのだ。
そこでしかやれないことや今しか出来ないことは
効率などを度外視しても
進んで体験していくことは重要なことだぞ、二人とも」
「ぶー、へんなのー。
・・・それじゃあここでしかみられないりんさまの
みずぎすがたをみてどお?あーちゃー!
のうさつ?」
「そういうボキャブラリーをどこで学んでくるのだ・・・
ん?どうした桜?」
「あうう・・・・///(←意識したっぽい)」
「ふむ、今はチンチクリンだが十数年後にはなかなかの
モノになっているだろう。という評価はいかがかな?」
「むーーーーーーー
けなされてるんだかほめられてるんだかわかんなーい!」
「あううう・・・///(←まだ意識中)」
「さて、ではまずは水を使った遊び方を教えてやろう」
「わーい!」
「あううううう〜///(←まだ意識中)」