戦い以外のもの

「・・・っ・・・凛、何を・・・・」
「いいからじっとしてなさい」
「・・・それはマスター命令かね?」
「・・・いいえ」
「・・・そうか。ならば・・・いい」
「・・・苦しかったら苦しいって言う。悲しいなら悲しいって言う。
それが人間よ。」
「・・・私は英霊。君は主人だ。
主人に弱音を吐く奴隷は無能だろう」
「屁理屈いうんじゃないわよ。あんたなんか人間で充分」
「・・・フ・・。人間で充分か」
「そ。だから・・・一人で抱え込まないこと。べつに話さなくたっていい。
いつでも胸ぐらい貸したげるから。
でも今度泣きそうな顔でうたた寝してたら令呪使っちゃうんだから」
「・・・っっっ///!? ・・ふ・・・不覚っ・・・」