
今日もシロウに甘えちゃうぞー!
・・・うん?キリツグの事?うーん・・・。わかんない・・・かな。
ものごころついたときにはもういなくって
毎日毎日痛い目に合う日々と泣いてばかりいるお母さんの姿だけがあったよ。

ん・・・。ありがと^^。
・・・もう。シロウ変な顔して!
ばかだなー。もうずっと昔の話だよ?
それにね・・・。痛いのも辛いのも今こうしてシロウと一緒にいられる時間に繋がってるなら・・。
全部が全部大事なことなの。
だからシロウが私のことで何か抱える必要なんてないんだよ?

あふ・・・もーー。シロウは馬鹿なんだからー。
ヒトの痛みはヒトの痛み。だめだよ?
全部が全部抱えてたら誰かさんみたいになっちゃうんだよ?

うに・・・もーーー。すぐそうやってごまかすーー。
しょうがないなァ・・・。おねーちゃんが死ぬまでシロウの傍で
シロウが抱え込もうとしてることはんぶんこしてあげるから。
そんな悲しい顔しちゃ駄目だよ?
よしよし・・・。くすくす。
わかった?・・・わかってないな、こらーー!

あむー。・・・もー・・・。
キリツグったらシロウをこんな頑固モノにしてーー。許さないんだから。
・・・きめたっ!私の復讐。
シロウのなかのキリツグ、私が死ぬまでに
ぜったいコロしちゃうんだから。
―――なにそのいやそうなかおー・・・。
なめないでよね、イリヤスフィールはアインツベルン最強のマスターなんだから!
もーー!人がまじめに話してる時に撫でないのーー!
おねーちゃんのいうことききなさいったら!
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